木質バイオマスは、太陽や風や水の力と異なり、誰かが育て、切り出し、運び、加工し、使い、処理するというサイクルから発生する、とても”手のかかる” 再生可能な資源です。一方で、このサイクルは地方に安定的な雇用を生み出し、地球環境保全にも貢献することから、持続的に暮らしを支えることのできる身近なエネルギー資源であると捉えることもできます。
高知県は豊富な森林資源に恵まれており、この”手のかかる”資源を有効にエネルギーとして活用することで、地球規模の問題である気候変動のみならず雇用創出や産業振興など地方の抱える課題に取り組むことができると考えます。
私たちグリーン・エネルギー研究所は、未利用木質バイオマス資源の有効活用に徹底的に取り組んでいくことで、地域の林業・木材産業振興に貢献するとともに持続的な働く場を確保し、地方の暮らしを支えていきたいと思います。
株式会社グリーン・エネルギー研究所
代表取締役社長 永野 正朗